3Lサイズの大きな栗の実で渋皮煮を作りました。
手間ひまかかる渋皮煮ですが、やる作業は簡単なこと。
時間をかけて作った先には大きな喜びが待ってます。
栗は渋皮にタンニンと食物繊維が多く含まれています。
タンニンはガンの予防や抗酸化作用、食物繊維には整腸作用と大腸ガンの予防効果があると言われています。
栗ごはんも楽しいですが、渋皮を食べるのも健康に大変良い効果があります。
また栗は買って時間を置くと虫が出る可能性がありますので、早めに調理してしまうのをお勧めします。
渋皮煮の材料:
栗約800グラムに重曹10グラム程度、砂糖350グラムを用意します。
砂糖の量は目安です。お好みで増やしたり減らしたりしてください。
①栗の鬼皮を剥きます。
湧かした熱湯に栗を1時間ほど浸けておくと鬼皮が柔らかくなって剥きやすくなります。
剥き終わったら、砂糖の量を決めるために剥いた栗の重さを計っておきます。
②鍋に剥いた栗と浸るくらいの水を入れます。
重曹を大さじ2杯ほど入れて、沸騰してから15分ほど煮ます。
煮汁が赤黒くなるので一旦捨てます。
改めて水と重曹を入れて再度沸騰してから15分煮ます。
③②の作業を3回繰り返します。
ポイントは弱火で煮て、決してグラグラと煮立たせないことです。
④水を入れ替えて再び栗を煮ます。
①で計った栗の重さの半分を目安に砂糖を入れます。
砂糖は一度に入れないで、何回かに分けて少しづつ入れます。
⑤栗の様子を見ながら出来上がったら火を止めて、鍋に蓋をして一晩置きます。
⑥一晩明けたら栗だけタッパーに移します。
煮汁に砂糖を加えて1/2になるくらいまで煮詰めていきます。この時は強火でも良いです。
煮詰まったら煮汁を冷まして、タッパーの栗に注ぎます。
冷蔵庫で保存して好きな時に楽しめます。
ポイントは渋皮が剥がれないように優しく優しく煮ることです。
とはいっても私がやるとボロボロになる栗が随分出てしまいますので、それはご飯を炊く時に一緒に入れて栗ごはんにして楽しみます。
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