北海道の栗南瓜「九重栗かぼちゃ」が大変ご好評をいただいております。
お店で試食に粉吹きカボチャを作ってお出ししていますが「どうやって作ったの?」「塩だけでこんなに甘くなるの?」「砂糖使ってないの?」などのうれしい質問攻めにあっています。
作り方レシピをこちらでご紹介します。
その前にカボチャの豆知識。
かぼちゃの栄養価は野菜の中でもトップクラス。
カロテン、カリウム、ビタミンC、B1、E
、カルシウム、鉄などが含まれています。
なかでも豊富なのがカロテンです。
九重栗かぼちゃはこのカロテンが普通のカボチャの倍近く含まれているカボチャです。
ですので切り口の色が黄色ではなく濃いオレンジ色をしています。
カロテンは肌や粘膜、目を丈夫にして免疫力を高める効果があります。
ビタミンEは血行を促進して身体を温める効果があります。
冷え性の方にはおススメの野菜です。
それではレシピです。
2人分(栗南瓜1/4個)
①栗カボチャを一口大にカットします。
②カットした栗カボチャをお鍋で水から煮ていきます。
③灰汁っぽいものが出てきて、煮汁が黄色くなったら塩を小さじ1杯ほど入れます。菜箸で刺してカボチャが割れたらちょうど良い加減です。
その後30秒〜1分ほど煮詰めます。
④煮汁は捨てます。
⑤鍋のカボチャを空炊きしながら振り混ぜます。
粉ふきいもを作るイメージで粉吹きカボチャにします。
※栗カボチャでないと上手く行かない場合がありますのでご注意ください。
煮物にしても良いですが、夏には粉吹きかぼちゃがオススメです。
特にご紹介している九重栗かぼちゃは皮が薄くて、実が水分が多い早稲の南瓜なので、包丁でサクッと切ることができることも特徴です。
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トラリン (水曜日, 07 8月 2019 10:39)
国道140号線沿いの埼玉県の道の駅花園で珍しい名前のかぼちゃだなぁと一個買いました。
滋賀の自宅で3分の1程を普通に煮物にしてビックリ!!
ホクホクで初めての食感でした。
次は前回より多めの水分で煮てみましたがそれでもホクホクで来年用にたねを保存しました(^^)