野菜を食べる意味とは。

人の体に必要な栄養素がいくつかあります。
7大栄養素素と言われます。

まずは3大栄養素。
炭水化物、タンパク質、脂質です。

次に5大栄養素は上の3大栄養素とビタミン&ミネラルになります。

これに水分と食物繊維の2つを加えて7大栄養素です。

 

炭水化物は穀物や砂糖、果糖などに含まれる栄養素です。
お米や小麦粉(うどんとかパスタ)を主食とするのはこのためですね。
人間が必要とする総エネルギーの50〜70%を炭水化物で得ることが望ましいと言われています。 



タンパク質は主に肉や魚などの動物性の食材から摂取できます。
タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されますが、そのうちの9種は人間が体内で作ることができない、つまり食物から摂取しないと取り込めない栄養素です。

脂質は必須な栄養素ですが1gあたりのエネルギー量が高い(脂質は1g9kcal.炭水化物は1g4kcal.タンパク質は1g4kcal)のでいっぱい食べると太るということです。
しかし必須の栄養素なのでこの脂質を拒絶するのも極端な選択かと思います。 



さてビタミンとミネラルです。
このビタミンとミネラルは上でお話しした3大栄養素の穀物、タンパク質や脂質とは別の物だということです。

お米や肉だけではビタミンとミネラルは体に取込めません。

そこで大事なのが野菜ということです。
ビタミンは体の機能を円滑にする栄養素。
ミネラルは体の機能を維持したり、調整するのに欠かせない栄養素だということが解って来ました。

例えば抗酸化作用があるリコピンとかアントシアニン。
こういった物はトマトとかナスなどの野菜にしかありません。

またジャガイモのような芋などにもビタミンが豊富で、キャベツにはビックリするくらいのビタミンCがあります。



体の調整をして体調を整える成分は野菜を食べないと体に取込めないということなのです。

今日、明日の食事は平気でも、毎日の積み重ねが5年後、10年後に自分の体にどう影響するのか。
また幼いお子様の食事が5年、10年後のお子様の体にどう影響するのかを考えると野菜をたくさん摂ることが良いことなのは間違いないことです。